チョコっと陶磁器の話
皆様こんにちは。
チョコを食べすぎてウエストがキツくなってきた店長です。
カロリー、高いですからね…
しかし!
チョコに含まれるカカオポルフェノールは肌老化や動脈硬化の予防、リラックス効果などが期待でき、
また、カカオに含まれる食物繊維、リグニンが腸内環境を整えてくれるなど
チョコは健康にとっても良い食品なのです。
健康系チョコレート、最近増えていますよね。
食べ過ぎには注意、ということですね。
無意識に口に放り込まないよう、気をつけます。
さてと。
本日ご紹介するのは湯呑みとお猪口です。
だんだんと暖かくなり、梅雨が終われば本格的な夏を迎えますが、
暑くても飲みたくなってしまうあったか〜いお茶。
夏は冷たい麦茶でしょって?
ええ、私も好きです。
ですがホッと一息つきたい時、私は温かい緑茶を飲みたくなります。
ちなみに緑茶も健康に良い成分がたっぷりなのだそうですよ。
カテキンやビタミンなどたくさんの栄養分が含まれおり、
茶葉を発酵させないため、健康に良い生葉の成分がそのまま残されています。
話が逸れましたが、そんな有難いお茶を頂くためにおすすめの湯呑みが
本日の主役です。
こちらは有田焼です。
有田焼は、佐賀県有田町とその周辺地域で作られる磁器です。
その歴史は長く、あの豊臣秀吉の時代に遡ります。
朝鮮出兵の際、日本にやってきた金ケ江三兵衛が有田・泉山で磁器を発見し窯を開いたのが始まりでした。
400年以上続く、日本初の磁器産地です。
なんとなく名前は知っているという方は多いと思いますが、
こんなに長い間受け継がれていると知ると、より素晴らしいものに感じてきませんか。
有田焼は軽くてかつ硬質で丈夫な耐久性を持つのが特徴です。
使い勝手の良さや、洗練された美しさから国内に限らず海外人気も高い商品です。
伊万里焼というのも、佐賀県の焼き物です。
実は江戸時代、有田で作られた磁器も伊万里焼と呼ばれることがあったそうです。
これは積み出し港が伊万里であったため。
現在は有田町で作られたものを有田焼、伊万里市で作られたものを伊万里焼と
区別されています。
古伊万里は明治以前に製造されたもの。
釉薬がたっぷりと塗られ厚みがあるのが特徴で、非常に価値の高いものです。
そしてこちらは、佐賀県嬉野市の一位窯で作られた湯呑みです。
一位窯は昭和40年に開窯され、中国元時代を起源とする発色の技法、
釉裏紅で描く淡く深い色合いの草花やいきものが特徴です。
チョコの良さ、緑茶の良さ、
そしてそれぞれの湯呑みの良さ、
伝わりましたでしょうか。
洗練された湯呑みで、お茶を愉しみましょう。
掲載商品はこちら
・【古伊万里】お猪口
・【有田焼】源右衛門 湯呑み
・【嬉野 一位窯】湯呑
・蕎麦猪口