
ブランド
不明
年代
不明
サイズ(約)
縦5cm、横7cm、高さ8cm
張り子の起き上がり小法師です。
体のお花が可愛らしい白色の鳥と茶色の鳥の、2羽セット。
起き上がり小法師は、江戸時代初期に会津藩主が藩士たちの冬の間の内職として作らせ、正月に売り出したのが始まりとされています。
倒れてもおもりが重力によって高い位置から低い位置に自然に移動しようとする性質を利用して、起き上がることができるという仕組み。
型に和紙を糊で貼り乾燥させて作った立体的な芯に、胡粉に膠を加えた塗料を塗り重ね下地とし、さらに彩色を施して作られています。
中にはおもりでもある鈴が入っていて、振ると美しい音色を奏でます。
愛らしい表情とまるいフォルム、和紙の柔らかい手触りが温かい気持ちにさせてくれます。